メモにっき

にっきメモ

「私は人見知りです」のパラドックス

「私は嘘つきです」は超短く表せる矛盾の例文である。
(正直者だとしたらウソを言ってることになるし、嘘つきだったら本当のことを言ってる)
これと似たようなことを表題に感じた。

というのは、人当たりが良くて人懐こいような人に「あなたコミュ力高いですね」と言うと
大抵の場合「いや本当は人見知りなんですよー」と返ってくるからだ。
そんなわけないのである。
ここで正直に「ええ、私は人見知りせず誰とでも話せるコミュ力MAX人間なんです」と答えてしまったら
コミュニケーションとして100点ではない。褒められたら謙遜するのが満点である。

つまり、本当に人見知りなのか、実は人見知りではないのか、真実は分からないということが言いたかった。